ミシガン大学MBA日本人ブログ

ミシガン大学ロス・スクール・オブ・ビジネス在校生、卒業生の日頃の生活や学習内容などを紹介していきたいと思います。

Rossの授業紹介!~Finance編~

皆さん再びこんにちは。FTMBA 2年生のShokoです。
今回はFast Track in Financeというプログラムと絡めて、自分が1年目で受講した主要なFinanceの授業を紹介したいと思います。

 

Fast Track in Finance(以下FTF)とは、Ross特有のFinanceの選抜コースの名称です。一学年400名強の学生のうち、夏休み中にAccountingを免除してもらうためのオンラインコースとFinanceの基礎を学ぶオンラインコースにて所定の成績を修めた約50名の学生が受講を許可されます。なおFTFの中には、学生のバックグラウンドに応じ、First TrackとSecond Trackの二つの選択肢があります。筆者はAccounting畑出身ではあるもののFinanceのバックグラウンドはほぼなかったため、比較的基礎から学べる方のFirst Trackを選択しました。よりFinanceの経験のある人はSecond TrackでいきなりValuationから始めるのも手です。ちなみに例年、日本人学生の受講比率は高いです。同じクラスの学生のレベルも高いので、今後Rossに入学する人には是非挑戦することをお勧めします(入学前の夏休みに自由な時間が減るのがややネックですが・・・苦笑)。

FTFの詳細はこちら

 

(1)FIN 513 – Financial Analysis(財務分析)

FTFのFirst Trackで最初に受講する授業で、1年目のFall Aタームに履修しました。以下のような、Valuation(企業価値等の評価)に至るまでのファイナンスの土台を体系的に学びました。

・NPV法やIRR法を用いた投資の意思決定手法

・事業に伴うフリーキャッシュフローの計算とEconomic Balance Sheet(Accounting Balance Sheetとの比較)

・株式価値評価

・債権価値評価

・WACC(加重平均資本コスト)の基礎概念

・ポートフォリオ理論とリスク、CAPM(資本資産価格モデル)

・資本構造と企業価値評価

これら基礎理論をベースに、Fall BタームにてFTFコース必修科目の上級編であるValuationを受講することでValuationの全体像を理解するという流れになっています。

 

(2)FIN 615 – Valuation

こちらのコースではファイナンスの肝であるValuation(企業価値等の評価)の具体的な手法について、ケースを用いた演習を行いながら実践的に学びました。主なカバー範囲は以下の通りです。

・Valuationの体系と技術

・DCF(Discounted Cash Flow)法によるValuationの手法

・Multiple法による簡便的なValuationの手法

・場面別のValuationのポイント

・Private CompanyのValuation

・買収の評価/Cash Offer対Stock Offer

・LBO(Leveraged Buyout)を用いた企業・事業買収のValuation

このコースでは7週間の講義期間中に5回、ケースと添付資料の情報を元に事業・企業価値の算定を行い、それを役員向けの報告書にまとめるという本格的な課題が課され、ほぼ毎週末、ほぼ土日返上(泣)でアメリカ人・中国人のチームメイトと議論しながら課題に取り組むことになりました。ヒントも限られる中、チームメイトと議論しながら手探りで何とか仕上げることの繰り返しで、じれったい思いもしましたが、すべてをやり遂げた今となっては本当に感慨深いです。一緒に取り組んだチームメイトとは今も戦友的な絆を共有していると思っています。

なお、この講義の受講によりFTFの必須科目は修了です。これ以降はこのValuationの基礎体系をベースにFinanceの応用科目を学びながら、学んだスキルを各自が目的に応じて自在に使いこなせるレベルに昇華させていくことになります。

 

(3)FIN 575 – Financial Modeling <選択科目>

FTFプログラムで早期にファイナンスの肝であるValuationを履修したので、これを活かしてFinanceを自分の強みにすべく、Winter Aタームでは引き続きFinanceの選択科目を履修しました。この科目ではValuationの内容のおさらいにいくつかの応用事項を加えながら学び、最終プロジェクトでは、投資銀行の行う業務の中核といえるLBOモデル(借入金を活用した企業買収におけるValuation)を完成させる(ただし基礎情報は与えられている)ことにより、ファイナンスの知識が実践の場でどのように利用されているかの大枠を理解することができたと思います。企業買収の裏で投資銀行などがどんなことをしており、どのような前提の下でモデルが組まれ、どのような計算と議論の下で提言が行われているのか、その大まかなイメージを持つことができたことは個人的に意義深かったです。

 

(4)FIN 621 – Corporate Financial Policy <選択科目>

マーケットは完全ではない、つまり常に何らかのFriction(税金、取引コスト、倒産コスト、情報の非対称性、Agency friction)が存在するという前提に立ち、企業経営者・Debt holder・Equity holderの目線に立って、どのようなFinance方針を取るべきかを考える授業です。一つ一つの講義に実際の企業のケース(Apple、Intelなど)を挟みながら進められるため、机上の空論に留まらず、現実の課題として学べるのが面白いと感じました。一方で、ほぼ毎週のように授業の予習としてチームでのCase Write-upが求められるため、それなりにFinanceの基礎を身に着けておかないとチームへの貢献が難しくなります。上記Valuation等の内容を理解した上で受講するのがお薦めです。

 

以上が私が1年目で受講したFinance科目です。

Rossには他にも様々なFinance科目があります。興味がある方はRossが提供する以下のページをぜひ参考にしてみてください。

Course Descriptions

 

Go Blue!

Rossの授業紹介!~必修科目編(AccountingとFinanceを除く)~

こんにちは。FTMBA 2年生のShokoです。2年目にしてようやくペンを取りました。

ビジネススクールって勉強する場所だよね?(基本的にはそのはずです笑)という正統派受験生に向けて、私が昨年受講したRossの必修科目について紹介したいと思います。ただ、筆者はAccountingバックグラウンドであり、Accountingは全科目Waive(過去の経験や学部時代の履修を理由に受講免除してもらうこと)したため、そこは記載していません。またFinance系科目については、私(を含め多くの日本人同級生)がFast Track in Financeというやや上級者向けのコースに進んだため、別の回にまとめて紹介したいと思います。

 

(1)Strategy 502 – Corporate Strategy(企業戦略)

毎回、ある企業の事例について書かれたケースをベースに、教授のリードの元でディスカッションしながら、戦略理論について体系的に学んでいくコースです。基礎科目であるこのコースでは、

・マイケル・ポーターのFive Forces分析

・戦略キャンバスを用いた自社と他社の強み・弱み分析

・顧客の支払意思額(Willingness to Pay)に着目したポジション設定

・コスト優位性を手に入れる戦略(Economies of Scale/Learningや先制展開、巨大化による購買力、垂直統合、効果的なR&D、企業文化など)

・産業のバリューチェーンとボトルネックの強み

・ネットワーク効果の活用

・事業領域の拡大とグローバル展開の方法

・インセンティブの効果

・意思決定プロセスとコミュニティの活用

といったテーマについて、多様な業界の企業の事例を通じて理解を深めることができました。また、80名強のクラスメートの中でほぼ毎回自ら挙手して議論に参加できたことは大きな自信につながりました。一方、チーム課題は少ないながらもヘビーで、5人チームで課題を分析して提案をプレゼンテーション(録音付き)に丸一日でまとめるといったものでした。ディスカッションについていくだけでも精いっぱいのNon-nativeな私としては一番苦しかったですが、チームの力で何とか形になりほっとしました。

 

(2)BE 502 – Applied Microeconomics(ミクロ経済学)

色々な企業の事例や戦略論と絡めながらミクロ経済理論の基礎を学ぶ科目です。主なテーマは、

・経済コスト(埋没コストと機会コスト他)

・コスト曲線とEconomies of Scale/Scope

・需要と消費者余剰、価格弾力性

・完全競争市場、供給曲線と生産者余剰

・競争市場における長期的市場均衡、貿易・外部性・税金・価格規制の影響

・リスク選好と保険、情報の非対称性と逆選抜、モラルハザード

・価格差別化と変動・固定料金制

・ゲーム理論

など。学部時代にも経済学に触れたことはあったものの、今回は理論中心ではなく実際の企業の意思決定として経済現象を捉えられたので、より楽しんで学べました。社会で起きている現象をモデル化することで客観的に分析する視点を身に着けられる授業でした。課題は頻度も多くハードでしたが、アメリカ人・ブラジル人と答えを持ち寄って毎回良い議論ができたのは感慨深いです。

 

(3)TO 502 – Business Statistics(統計学)

実際にExcelを用いて計算を行いながら、以下のような実務レベルでの統計学の基礎知識を習得するコースです。

・確率論の基礎、二項分布と標準分布

・サンプルの推定と仮説検定

・回帰分析を用いた統計モデルの構築

この科目も学部時代に学んだ範囲と一部被っていたものの、数学的な理論の裏付けよりも徹底して実際の計算ができるようになることに重きが置かれている点で、ある意味アメリカ流のアプローチに触れられたのが面白かったです。理論派には物足りないかもしれないですが、その分授業の進みは早く、Excelの活用方法も日に日に高度になっていくため、とても合理的だと感じました。ちなみに数学で統計の基礎的な考え方をしっかり習っている日本人にとっては、この科目はチームに貢献したり、良い成績を取る上で最も有利な科目の一つと言えるのではないでしょうか。とはいえ統計的な考えを英語で説明するのは一苦労なので、チーム課題は皆で集まる前に極力自分で計算し、数式と答えを皆に見せて納得してもらうのが得策だと思いました。

 

(4)MO 503 – Leading People & Organizations(組織運営)

リーダーシップと組織構造分析、組織運営手法について学ぶ授業です。実際の企業の事例に基づいて書かれたケースや映画、専用のプログラムを用いたシミュレーションとその結果、クラスメートの実際の経験等をベースに、教授の質問に対してディスカッションしながら学びました。このコースでは、

・リーダーシップ調和モデルを用いた組織構造分析

・経営における意思決定のポイントと注意すべき偏見

・Expectancy Theory of Motivationを用いた人・組織のモチベーション向上手法の分析

・影響力の行使と説得の技術

・社会資本の重要性(人的ネットワークの種類と拡大戦略)

・チームマネジメント理論

・交渉術

といった比較的抽象的なテーマについて、実際に頭と手を動かしながら体系的に理解することができたと思います。このコースは毎回教授から名指しで発言を求められる機会が多いため、クラスには常に緊張感があり相当な集中力が求められますが、スピーディな議論の中でタイミングを見つけて自ら挙手・発言していったことで各回のテーマを自分のものにしていけたように思います。また、この科目はチームでのシミュレーションの機会が数多く用意されているのも特徴です。

例えば、カーレースベンチャーの経営者になりきり社運をかけてレースに出るか否かを議論したり(蓋を開けてみるとこのストーリーは米国の歴史に残る某重大事件のオマージュと分かり納得するのですが・・・Applicantの方にネタバレしないようここでは伏せておきますね)、チームを二手に分けて、お互いに手の内の見えない中で価格交渉を妥結させられるかをシミュレートしたり、チームで(ソフトウェア上で)エベレストに登る経験をする中でメンバーの体調不良と天候を懸念しながら多々決断を迫られたり、コンサルタントとして大企業の変革を任せられる中で誰にどのような順番でどのように話を持っていくかをシミュレートしたり(チームによってはクライアントの信頼を失いマイナス得点がついたりするので結構シビア)…と、とにかくほぼ毎回冒険が待っているので緊張しつつもワクワクできる内容でした。Financeなどのハードスキルと違って人によっては軽視されがちなソフトスキル系の科目ですが、ふわっとしている科目だからこそ、それをある程度体系化し、多様なチームで互いに議論しながら学ばせようとしている点に米国で学ぶ価値があると思いました。

 

(5)MKT 503 – Marketing Management(マーケティング)

こちらはマーケティングの基礎理論を、様々な実際のビジネスケースや広告等に触れながらフレームワークに沿って学ぶコースです。マーケティングにおいては定番の内容ですが、以下の理論が含まれます。

・マーケティングの基礎

・3C(Customer, Company, Competition)による市場分析、顧客価値

・STPフレームワークを用いた戦略的市場選択

  − Segmentation、TargetingとCLV(Customer Lifetime Value)の計算、PositioningとBranding戦略

・4Pフレームワーク(Product・Place・Pricing・Promotion)をベースとした市場参入

時にはゲストスピーカーとしてアマゾンやP&Gのマーケティング担当者が招かれ、実際の企業でどのようなマーケティング戦略がとられているかを伺うことができたのは貴重な機会でした。3つのチーム課題では、それぞれ20ページ以上あるケースとデータを配布され、それらを元に授業で学んだフレームワークを活用して分析を行いました。課題を通して、理論を理解する以上に、膨大な情報から重要な内容を引き出し、目に見える形に整理して分析するという過程が一番大変だと学びました。この授業はFall Bという秋学期の後半(10月末〜12月中旬)に開講され、この頃になると1年生は徐々に就活やクラブ等のプロジェクトなどが本格化し忙しくなる時期なのですが、それでもこうした課題に何とか貢献しようとするチームメイトの姿がRossらしくて印象的でした。

 

(6)TO 552 – Operations Management(オペレーション)

オペレーション、言い換えると生産や営業活動の効率性について理論的に解き明かしていく分野の基礎科目です。主に以下のテーマを扱いました。

・オペレーションの意義

・プロセス分析:在庫積み上げダイアグラムを用いた在庫増減の見える化、Little’s Law(在庫と投入量、処理時間の関係を示した理論)

・待機時間管理:ポワソン分布、VUTモデル(投入間隔・処理間隔から稼働率を求め、それと投入・処理間隔のばらつき、処理時間の情報から理論上の待機時間を算出する手法)

・在庫管理:購買のパターン別に、統計的に最適なオーダー量や適正在庫、オーダーのタイミングを計算する方法

・リーン生産方式(=TPS:トヨタ生産システム)等:事例を用いた工程・品質管理の手法

・プロジェクトマネジメント:複数回路からなる工程の所要時間計算と短縮化の順序決定 

この講義を受けるまで、「オペレーション」はMBAの定番基礎科目の中で最もイメージの沸かない科目でしたが、実際に基礎の講義を受講し、なぜ一つの科目として成立するのかがよくわかりました。例えば、定期的に顧客が訪れる店よりも、ある一定時間に顧客が集中する店の方がトータルの待機時間が長くなるなど、感覚的には違和感がないものの、その程度を直感的に答えるのは難しいようなことに対して、理論的な答えを導くための数式が確立していることに感動しました。結構複雑なため日常的に使いこなすのは難しいと思いますが、一方で、企業はそれを活用することで理論上最適なオペレーションを実現でき、実際にAmazonなどは恐らくこうした理論を活かして成功しているのだなという感覚を得られた点で学び甲斐がありました。

また、日本の自動車メーカーが米国で高いシェアを獲得したことについて米国内ではやや苦々しく語られる文脈もある中で、トヨタ生産方式が「敵は(FordでもGMでもなく)”Muda”だ」という理念と共に、今も尊敬を持って米国のビジネススクールで教えられているという点はなかなか感慨深く、日本人ビジネスパーソンとしてもっと良く知っておくべきだなと感じました。

 

(7)Strategy 503 – Competing in the Global Business Environment

グローバルにビジネスを展開するに当たって考えるべき戦略のポイントを学ぶ授業です。内容は国際マクロ経済学に近いと感じました。終盤では5つのケースを事前に読んだ上でディスカッションベースでの授業が展開されました。扱ったキーワードは以下の通りです。

・通貨(為替、通貨危機)、物価(インフレ率)、利子率、財政赤字、金融収支と経常収支、成長率、外貨保有高、貿易(比較優位、通商政策、貿易協定)、対外直接投資 等

実際の大企業のケースを用いてその成功点・課題点を議論できたのは面白かったです。理論を理論で終わらせず、学んだ知識を適用して、次に企業がどのような海外戦略を取るべきか、客観的に考える視点を今後も養っていきたいと思いました。

 

以上が私の受講した必修科目です。

次回は冒頭で紹介したFast Track in Financeというプログラムを含め、私の受講したFinance科目について紹介したいと思います!

 

Go Blue!

大興奮!NBA観戦記

新年、明けましておめでとうございます。MBA Class of 2021のRyoです。

今回は昨年12月16日に行われたJBA*主催のNBA観戦ツアー@デトロイトについてご紹介します。

*JBA:Japan Business Association、ミシガン大学MBAに在籍する日本人学生および日本に関心のある学生が参加する学生団体

対戦カードはデトロイト・ピストンズ(H) 対 ワシントン・ウィザーズ(A)。

今回のツアーは、ミシガン大学出身のピストンズ関係者がJBAに声をかけて下さったことから実現しました!ウィザーズに日本人である八村塁選手が所属しているということで、日本人学生なら興味を持っているだろうという考えから声をかけてくれたようです。感謝!

MBAを含め、このように卒業生が様々な分野で活躍していて、卒業後も大学に強い愛着を持っていることがミシガン大学の強みの一つだと言えるでしょう。

 

当日はRossのMBA1&2およびGMBAのクラスメート約40人と一緒に応援。Winter Termの試験が終わったばかりの人も多く、会場へ向かうバスの中からすでに大盛り上がりでした。

会場のLittle Caesars Arenaは2017年に開場した比較的新しいアリーナ(NHLのデトロイト・レッドウィングズの本拠地でもあるらしいです)。外見・内装ともに近代的で、座席もふかふか。会場内のビールや料理も美味しく、かなり居心地よく観戦できました!

f:id:japanmichiganross:20200106072033p:plainf:id:japanmichiganross:20200106072135p:plain

 

座席からの眺めがこちら(↓)。かなり前方の席で、選手の表情までよく見えます。十年来のNBAファンの筆者としては、いつもテレビで見ていた選手が目の前にいて大興奮でした!!

f:id:japanmichiganross:20200106072612p:plain

左の赤いプレーヤーが八村選手

試合は終始アウェイのウィザーズがリードする展開。第3Qに一時ピストンズが点差を縮めるものの、結局133-119でウィザーズの勝利となりました。

ただ八村選手は残念ながら前半で負傷退場…早期の回復を願っております…!

 

試合後には、今回の企画を持ちかけてくれたミシガン大学OBのピストンズ関係者からの粋な計らいで、試合直後のコートでフリースローを打たせてもらいました!

他の企画から参加されていた方も含め、100人ほどが列を作ってシュートを打っていきます。

これを楽しみに数週間前からイメトレしていた筆者は無事シュートを入れることができました!!

f:id:japanmichiganross:20200106072743p:plain

試合直後のコートに立てるという貴重な経験に筆者も他の参加者も大興奮!

デトロイトはアメリカ4大スポーツ全てにおけるチームが揃っており、スポーツ好きにはとても恵まれた環境です。

さらにミシガン大学はアメフトやバスケをはじめカレッジスポーツの名門校でもあるので、プロ・大学両方のスポーツを存分に楽しめることもミシガン大学で勉強するメリットの一つと言えるでしょう!

ぜひ皆さんもミシガンに来て一緒にスポーツ観戦を楽しみましょう!

 

Go Blue!

住環境から見たミシガンMBA生活 -Woodbury Gardens-

皆さん、はじめまして。FTMBA Class of 2021のTakumiです。

簡単に自己紹介をしますと、留学前は金融機関に勤務して主に資産運用ビジネスに関わっていました。Rossには社費で留学しており、現在はAnn Arborで妻と二人暮らしをしています。

今回は、住宅という観点からRossでの大学生活をご紹介します。内容は私が住んでいるWoodbury GardensというApartment Communityが中心ですが、Rossに入学すると学校の外でどのような暮らしが待っているのか簡単に触れたいと思います。

受験中は生活面のことを考える余裕はないかと思いますが、実際にMBA生活を送る上では重要な要素の一つですので、Ann Arborでの暮らしを知る上で参考になれば幸いです。

 

Contents
1. Ann Arborでの生活(住宅面から)

2. Woodbury Gardensについて

3. まとめ

 

1. Ann Arborでの生活(住宅面から)

まず、Rossに留学した場合にどのような場所に住むのかについてご紹介します。学生の街Ann Arborでは、帯同者の有無によって住むエリアや物件が異なってくる傾向がありますが、いずれの場合も強固なコミュニティがあるという点が特徴だと感じます。

単身の場合
単身で留学する場合、大学が提供する学生寮や大学のすぐ近くに住む学生が多く、また大学とダウンタウンが比較的近いため、利便性の高いダウンタウンに住む学生も多くみられます。
大都市の大学に比べて、相対的に安い家賃で徒歩通学圏内に住むことができるのは大きなメリットです。またいくつかの人気物件に学生が集まる傾向があり、そこではルームメートや同じアパートに住む友人と週末も一緒に食事に出かけたり、自習室で勉強したり、就活の面接練習をしたりする中で人的Networkを築くことができます。

家族連れの場合
家族連れの場合は大学から少し離れるものの(といっても車で10分程度)閑静な住宅街に住む傾向があります。住みやすい静かな環境・公園など子供が遊べる施設がある・家族連れが多い・車の維持費が安いといった点が主な理由です。大学が提供する家族向けの住宅施設(Family Housing)も主要な選択肢の一つです。
単身の場合と同様にいくつかの人気物件に学生が集まる傾向があり、家族ぐるみでコミュニティが形成されます。隣接したアパートに皆が住んでいるため、お互いにホームパーティーを開催して友人を招待したり、BBQをしたり、車で出かけたりする中で多くの友人を作ることができます。

 

2. Woodbury Gardensについて

f:id:japanmichiganross:20191231042713j:plain

Woodburyの一角

概要
WoodburyはRossから車で8分ほど離れた場所にある閑静なApartment Communityであり、オフキャンパスのファミリー向け住宅です。

1 BedroomからTownhouse型まで多くのアパートが建ち並んでおり、数多くのMichigan生が住んでいます。特にMBA生は多く、Internationalからアメリカ人まで多くのRoss生がここで2年間を過ごします。

 

住宅の様子
簡単にWoodburyの外観と内装(入居直後の写真)をご紹介します。

f:id:japanmichiganross:20191231042050j:plain

クラブハウス:会議室や談話室、PCスペースがあり、平日にはここで朝食が提供される

 

f:id:japanmichiganross:20191231042214j:plain

アパート外観:2階建タイプだが3階建のものも多く、その場合1階は半地下

 

f:id:japanmichiganross:20191231042328j:plain

アパートメントタイプのキッチン:アメリカのコンロの多くはガスではなく電熱線。また冷蔵庫・オーブン・電子レンジ・食洗機は最初から設置されている

生活について

私は日本人アラムナイに薦められてWoodburyに決めましたが、実際に住んでみて感じる点は以下の通りです。妻を含めて、ここでの生活には大変満足しています。

 

A. 住環境が良い

緑が多く静かな住宅地にあり、リスやホタル等を見ることができる自然豊かな環境です。留学前は東京に住んでいましたが、そのときとは全く異なる静かな生活を送ることができています。また敷地内に公園・テニスコート・バスケットコート・プールなどがあり、子供と過ごすにも最適な場所だと思います。

f:id:japanmichiganross:20191231042453j:plain

秋には敷地内でこのような紅葉をみることができる

f:id:japanmichiganross:20191231042605j:plain

本当にリスが多い!たまにウサギも見かけます。夏にはホタルがきれい

 

B. MBA生の強固なコミュニティがある:

上でも簡単に触れましたが、個人的にはこれは大変大きなメリットだと感じています。アメリカ人に加えてアジア・中南米から来ているInternationalの学生も多く、試験の時期にはクラブハウスのカンファレンスルームで一緒に勉強をしたり、休暇中はBBQやホームパーティーをしたりする中で友人を増やすことができます。

同じくWoodburyに住むインド人の友人は、学部時代にNYの某大学に通っていたが、同級生は皆自分たちが帰る場所を既に持っていて新しくコミュニティを築くことに難しさを感じた、だから自分はRossを選んだし、今は強固なコミュニティの中にいることができている、と言っていました。

 

C. パートナーも交友関係を広げられる:

WoodburyにはMBA生のパートナーも多いことから、家族ぐるみで付き合いができます。パートナー同士で食事に行く、パーティーを開くといった機会もあり、私の妻も多くの友人を作ることができています。

F2ビザで留学に帯同する場合パートナーは働くことができないため、留学生本人が忙しいときのパートナーの時間の過ごし方は重要だと個人的に感じますし、この点でも非常に良い環境だと思います。

 

3. まとめ

今回は私が住むWoodburyを中心に、Rossでの留学生活について住宅という観点から簡単にご紹介しました。MBA留学を考える上で少しでも参考になればうれしく思います。

 

Go Blue!

 

 

 

 

 

Ann Arbor出産のすゝめ

はじめまして、Global MBA Class of 2020のOzです。

 

12月に入りアナーバーではいよいよ本格的な冬が始まりました。学校生活ではFall Semester の期末試験や最終課題が終わり、今週よりWinter Breakに入ります。多くの学生が旅行や帰国の途につくため、町ではHappy Holidays! という声が飛び交い皆一様に笑顔であふれています。

 

さて私事ですが、11月にミシガン大学附属病院にて長男が生まれました。海外での出産に不安を感じていた部分もありましたが、過去にアナーバーで出産を経験された先輩方のアドバイスのおかげで、とても満足のいく環境で我が子を迎えることができました。今回は将来アナーバーにてお子様が誕生する皆様の一助になればと思い、ミシガン大学での検診および出産についてご紹介します。

*以下記載する内容は私の体験が元となっていますので、最新の情報はご自身で病院にご確認ください。

 

1. 渡米準備~初回検診

渡米前に妊娠している場合、日本での検診記録がついた母子手帳及び各種検査結果が必要です。渡米後すぐに検診が必要な場合に備え、必ず手荷物にて携帯しましょう。渡米後の妊婦検診は、ミシガン大学家庭医療学科が運営する日本家庭健康プログラムを利用することになります。同プログラムは予約受付や診療をすべて日本語で受けることが出来るため、家族も含め安心して受診することができます。

渡米後に同プログラムの窓口に電話をして、初回の検診予約を取ります。初回予約時には米国での電話番号、住所の登録が必要です。妊婦検診は優先して予約してもらえるので慌てる心配はないと思いますが、不安な方は渡米前にご自身の渡米スケジュール、いつ頃受診したいかを前もって伝えておくと良いかもしれません。

Japanese Family Health Program | Japanese Family Health Program | Michigan Medicine | University of Michigan

f:id:japanmichiganross:20191221122955j:plain

 

. 両親学級と病院見学ツアー

初回検診時に2回目以降の予約も取れますが、その際に両親学級の受講も勧められます。両親学級では同時期に出産予定の家族と知り合うきっかけになり、出産・子育ての情報交換ができるためできる限り参加されると良いと思います。私自身、ミシガン大学だけでなく様々なバックグラウンドの方々と知り合い、家族ぐるみで非常に仲良くなりました。なお両親学級に参加できる場合は、定期検診も同時間帯に受診できることができます。

また出産をするミシガン大学附属病院の見学ツアーの案内がきますので参加をおすすめします。というのも、両親学級および検診はドミノズファームという異なる施設で行うため、当日まで出産する部屋を確認する機会がないためです。ちなみに出産する部屋は個室で飲食のルームサービスが可能な他、テレビやゲーム機なども置いてあります。

 

3.出産準備~出産後

いよいよ出産準備が近づいてくるとBirth Planを記載します。記載内容は思ったよりも細かく、無痛・普通分娩の選択といったベーシックなものから出産立ち会い中の呼び名、立ち位置、へその緒のカットをしたいかなど多岐にわたります。なお予約のできる検診と違い、出産当日は担当医・看護師が日本語を話せるとは限りません。そのため基本的には英語での会話となりますが、難解な医療用語が多く意思疎通に不安がある場合は必ず通訳を依頼しましょう。その旨を伝えればすぐに電話通訳を用意してくれます。出産後は2日のみ入院したのちに退院しました。出産後はカウンティへの出生証明書の発行依頼や子供の保険加入手続き、在デトロイト日本総領事館への出生届など事務作業も忘れずに行いましょう。

 

以上簡単に記載しましたが、より詳しく知りたい方がおりましたら遠慮なく私までご連絡ください。学業と出産準備・子育ての両立は体力的に大変な局面もありますが、クラスメートや教授に我が子の誕生を祝福してもらい公私ともに充実した留学生活を送れております。もし留学中の出産を検討している方がおりましたら、本投稿がお役に立てれば幸いです。

f:id:japanmichiganross:20191221142338j:plain

授業中にもお祝いしてもらいました



 

 

 

 

“New York Benchmarking(企業訪問)”のご紹介

みなさんはじめまして。Class of 2020のHugoです。

 

初投稿なため簡単に自己紹介をします。電力会社で現場勤務からキャリアをスタートし、その後、本店で海外のIPP投資に従事しました。エネルギー業界の上流で更なるキャリアを積みたいと考え、石油・ガス開発会社への転職後は北海油ガス田のM&Aや、中東カタールへ赴任し入札・契約交渉・予算管理等を担当しました。

 

Rossではこれまでの自身のバックグラウンドにはないデータ分析系の授業を中心に学び、幅を広げることが目標です。また、GMBAではプレジデントを務めさせてもらう中で、国籍や文化の異なる38名の仲間と一緒に成長していることを実感しています。

 

さて、紅葉がピークに達した日本より先に、ここアナーバーでは11月初旬に積雪するなど早くも冬の到来を感じるようになりました。

 

今回は、短い秋の間にGMBAプログラムの一環として実施されたNew York Benchmarking(企業訪問)の一端をご紹介したいと思います。

 

New York Benchmarking 

本年はJP Morgan、Morgan Stanley、IBM、ESPN、Saks Fifth Avenue、Trunk Clubを訪問しました。各社において、Ross卒業生の幹部から成長戦略や課題に関する説明があり、その後質疑応答という形式で進められます。

 

5月にサンフランシスコで行われたSilicon Valley Benchmarkingでは、UberやAirbnbのテック系やスタートアップ企業のBooster Fuels等が訪問先企業でしたが(詳細はこちらhttps://japanmichiganross.hatenablog.com/entry/2019/08/11/020810)、今回はニューヨークならではの金融、エンターテイメント、高級デパートという主に伝統的な企業が選ばれ、本プログラムが全体としてバランス良く練られたものであると改めて実感します。

 

JP MorganとMorgan Stanleyへの訪問では、現在の高収益に安住せず、フィンテックがB to Cに大きな影響を与えるとの認識のもと、様々な視点から事業を進めていることを学びました。MBA卒業後金融業界へ就職する人は少なくないと思いますが、テック系のキャリアを選択する人が多いため、人材獲得競争が激しいようです。

f:id:japanmichiganross:20191126130911p:plain

 

IBMへの訪問では、本年7月に同社過去最大の340億ドルを投じたレッドハット社の戦略的買収を完了したことを踏まえ、今後どのようにシナジーを発揮して株主価値の最大化を目指すのかといった質疑が活発になされました。108年の歴史を持つIBM幹部の「ハイブリッド・クラウドでゲーム・チェンジャーになる」との言葉はとても印象的でした。

 

ESPNはウォルト・ディズニー社傘下のスポーツ番組に特化したケーブル・テレビ会社です。高い収益力を誇るものの、オンライン・ストリーミングの台頭やスポーツ放映権の高騰により今後の見通しに危機感を抱いており、新たなコンテンツを開発するなど高付加価値戦略の維持に腐心しているようでした。親会社のディズニーとの関係など内部の事情も垣間見え、非常に興味深い訪問先の一つとなりました。

 

他の訪問企業の説明については割愛しますが、このようにBenchmarkingは戦略の授業で学んだフレームワークを活用しつつ企業幹部と率直に質疑応答・交流できるとても貴重な機会です。特に日本のGMBA生はいわゆる大企業からの派遣が多い中、米国の伝統的企業も我々の派遣元と同様に課題や悩みを抱えているのだと感じました。また、大学主催の正式な企業訪問という形は他校ではあまりないGMBAならではの特別なプログラムではないでしょうか。

 

最後になりますが、New York Benchmarkingの合間に各々興味のある場所を観光し、美味しい食事やショッピングをすることも楽しみの一つかと思います。筆者はジャズに興味があり、仲間と本場のジャズ・バーを満喫しました!

 

来年はみなさんがこのプログラムへ参加し、その醍醐味を是非感じてください。

Go Blue!

f:id:japanmichiganross:20191126131417p:plain          f:id:japanmichiganross:20191126131550p:plain

米国経済の象徴の一つであるNYSE                 Saks Fifth Avenue 8階 Le Chaletにて

Visitついでに!大学周辺のおすすめ観光スポット

みなさんこんにちは!

FTMBA Class of 2020の嫁、Midoriです。

 

秋も深まり、Campus visitで大学訪問される方も増えてきましたね。ここミシガンは日本からの直行便があるとは言え、はるばるお越し頂きありがとうございます(^^)

 

さてさて、私も2年前には主人のCampus visitに同行した経験がありますが、Visitの時に困ることの1つが「この中途半端な空き時間どうしよう…」ではないでしょうか??

 

フライト時間との兼ね合いや、予定と予定の間などなど。スキマ時間が空いちゃうけれど、知らない街でいったいどうやって暇つぶししたら良いんだ!

 

そんな皆様のために、考えてみましたアナーバーの観光プラン!Rossの校舎を起点としたアクセス良好なおすすめ観光スポットを、スキマ時間別にご紹介します。

※営業時間や定休日等の情報は事前にチェックされることをオススメしますm(_ _)m

 

☆地図上の番号は以下説明文の番号と一致しています☆

 

 【1】1530分のクイック暇つぶしにおすすめ!

①Law schoolの校舎(Law quadrangle, Law Library

Rossからの距離:徒歩1分

ハリーポッターの映画ロケ地候補になったと言われている、歴史と風格のある校舎です。建物1階部分は誰でも立ち入り可能。休日になると写真撮影に興じる観光客も多くいらっしゃいます。特にLibraryは中世ヨーロッパのお城を彷彿とさせるような厳かさが魅力。ミシガン大学の伝統を感じられるイチオシスポットです。

 

 

【2】301時間のちょこっと暇つぶしにおすすめ!

②ミシガン大学美術館(University of Michigan Museum of Art)

Rossからの距離:徒歩5分

誰でも無料で入館できるミシガン大学の美術館。建物2棟からなる内部はとても広く、全部をじっくり見て回る場合は1時間以上必要です。ヨーロッパ、アジア、アメリカなど様々な地域の様々な年代の作品を所蔵しており、休憩用のベンチも多数。展示品は度々変更(模様替え?)されており、運が良ければモネやピカソなど巨匠の作品も見ることができます。

 

③ミシガン大学考古学博物館(Kelsey Museum of Archaeology

Rossからの距離:徒歩7分

誰でも無料で入館できる大学の考古学博物館。②の美術館と比較すると規模は小さいものの、展示内容は古代エジプト、古代ギリシャ、古代中国など盛りだくさん。珍しいところでは、ネコのミイラや原寸大の古代ギリシャ壁画レプリカを見ることができます。

 

④The M Den

Rossからの距離:徒歩10分

ミシガン大学のオフィシャルグッズショップ。店内はミシガン大学のロゴ「M」グッズで溢れかえっています!1階はアパレル中心、2階はアパレルと雑貨を売っています。あんなものや、こんなものまで、ぜーんぶミシガンカラーに染まっていて、見ているだけでもわくわくします。Business schoolと書かれたティーシャツも売っていますよ。

 

 

【3】12時間のゆったり暇つぶしにおすすめ!

上記の①~④を組み合わせて過ごされるのが王道(?)ですが、他にも以下のようなスポットがオススメです(^^)

 

⑤ミシガン大学自然史博物館(Museum of Natural History)

Rossからの距離:徒歩1015分

2019年にリニューアルオープンしたばかりの自然史博物館。自然科学の研究棟の一部がまるっと博物館になっています。吹き抜けに展示されている巨大な恐竜の骨格標本や、マンモスの骨格標本、岩石の標本展示、プラネタリウムなど、自然科学のあれこれを楽しみながら学ぶことができます。一階にはカフェも併設され、ゆったりとした時間を過ごすことができます(学生さんで混んでいることも多いですが^^;)。

 

Zingerman's Delicatessen

Rossからの距離:車で7分(徒歩25分)

暇をつぶしたいしお腹も満たしたい人にオススメしたいレストラン。オバマ前大統領がこちらのサンドイッチの大ファンということで一躍有名になりました。Rossからはライドシェアアプリ(Uber/Lyft)の利用が便利です。デリカテッセンに一歩入ると目に飛び込んでくるのはチーズ&ベーカリーのカウンター。奥まで進むとサンドイッチやフレンチトーストなどの軽食を注文できるカウンターがあります。客席はいつも地元の人で賑わっていて活気があり、アメリカナイズな雰囲気を堪能することができます。珍しい塩・紅茶・はちみつなども売っており、お土産調達にも◎。時間に余裕があれば、ジンガーマンから徒歩1分のKerrytownという小さなショッピングモールも散策にオススメです。

 

 

【4】2時間~半日のがっつり暇つぶしにおすすめ!

上記で挙げた①~⑥を組み合わせれば、きっと2時間~半日は余裕で過ごすことができるでしょう(^^)強いて言えば…でいくつか追加でオススメスポットをご紹介します。

 

⑦Ann Arbor Hands-on Museum

Rossからの距離:車で5分(徒歩20分)

もしお子様とご一緒にVisitにいらっしゃる場合、ハンズオンミュージアムがおすすめです!規模は小さいながら体験型のミュージアムになっており、いつも多くの家族連れで賑わう人気の施設です。ミシガン大学の施設ではないので入館料はかかりますが、科学実験のような設備から創造力を掻き立てる設備まで、子供が夢中になる仕掛けが多数散りばめられています。

 

⑧U of M Nichols Arboretum

Rossからの距離:車で5分(徒歩21分)

天気が良くて暖かければ、ゆったりピクニック気分で散歩はいかがでしょう。Nichols Arboretumは「The arbo」の愛称で学生に親しまれているミシガン大学の樹木園です。小高い丘から川沿いまで広がる広大な自然公園に、整備された散歩道が張り巡らされており、ジョギングをする学生や犬の散歩をする地元の人など様々な人が訪れます。敷地内を一周する散歩道は、てきぱき歩いても1時間以上!最短コースでしたら20分ほどで周れます。春~秋の天気が良い日に散歩をしていると、日頃の勉強のストレスから開放されてとてもリラックスできますよ~

 

 

以上、Visit時にオススメの大学周辺観光スポット情報でした。

 

もちろん上記以外にもオススメスポットはたくさんありますし、在校生の中には車でアナーバーを案内できる人もいます。もしVisitプランで困ったことがあったら、いつでもお気軽に在校生までご連絡くださいね(^^)

 

また、Ross公式のVisit情報はRoss在校生ウェブサイトにまとめてありますので、ぜひ合わせてご参照ください。

 

それでは、アナーバーで皆さんにお会いできることを楽しみにしています!!