ミシガン大学MBA日本人ブログ

ミシガン大学ロス・スクール・オブ・ビジネス在校生、卒業生の日頃の生活や学習内容などを紹介していきたいと思います。

Global MBA class of 2021 Korea Session ~また会える日を信じて~ (+Online授業について)  

GMBA Class of 2021のKeiです。Ann Arborも季節の変わり目を迎え、少しずつ肌寒くなる中、Fall termがスタートしました!

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まだ2週間ほどですが、ネイティブの容赦ない英語のスピードとアサインメントの量に圧倒されながらも、GMBA生同士で協力し合ったり、諸先輩方にご助言をいただいたりしながら日々をなんとか乗り切っています。

 

Online授業・Hybrid授業について(近況報告)

COVID-19の影響で、完全Online授業や、Online出席の学生とIn-person(対面)出席の学生が混在するHybrid授業など、安全に配慮した新しい形での授業スタイルとなっております。

正直なところ、初めは対面授業と同等の授業を受けることができるのか少し心配しておりましたが、杞憂でした。実際に出席してみると、Zoom Meetingの機能を活用しながら、学生全員の積極的な参加が期待された活発で緊張感のある授業が展開され、クオリティは全く損なわれておらず良い意味でサプライズでした。この夏休みの間に周到に準備がなされたものと察します。当然Onlineでも所謂"Cold Call"(教授が前触れもなく学生に意見を求めること)はあり、全く油断はできませんのでご注意を。。。

これらは足もとの逆風下においても、最高の学習体験を築き上げようという、ミシガン大学全体の運営、ロスビジネススクールの運営、教授、学生、スタッフの強いコミットの上に成り立っているものであり、ミシガン大学のコラボレイティブな校風を強く感じております。

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と、前おきが長くなってしまったところで、簡単に自己紹介いたします。

2009年に日本の金融機関へ入社。国内法人融資企画(本店/3年)、国内不動産投資(本店/4年)、海外法人融資(シンガポール支店1年)、海外法人融資企画(東京3年)を経て社費にてGMBA生としてロスへ派遣されています。

  

以下、前回に続き、Pre-MBA終了後のKorea Sessionについて触れさせていただきます。

  

GMBA Program Korea Session(2/24 ~ )

Pre-MBA English Courseに参加していた21名に、ここから13名が加わり総勢34名(日本11、韓国10、タイ8、台湾3、インド2 ※)になりました。
※ 当初中国より2名参加予定でしたが、ビザの関係でスタートに間に合わず。

 3週間のEnglish Courseの特訓で鍛えられた参加者に、元々ハイレベルの英語力を持った仲間の加入により英語のスピードもあがり、緊張感も増してきたところでいよいよMBAコア科目のスタートです。

 

コア科目①: Written Communications Management (BCOM594)
                       Prof. Lisa Pawlik & Amy Young

最初の科目は、ライティング・ビジネスコミュニケーションです。

授業では、ビジネスにおけるコミュニケーションを目的別に分類し、それぞれ効果的なアプローチを学びます。数々の事例やワークの中では、各ドキュメントの良しあしを、英語で言語化して説明することも求められます。

授業後には、当日深夜締め切りのグループ課題が毎日出され、ビジネスドキュメントを作りあげていきます。毎日異なるメンバーでグループを組み、授業で習ったアプローチを活用しつつ、熱い議論を交える中で、アウトプットのレベルも上がっていきます。

日常生活や純粋なアカデミックとは異なる、英語でのビジネスコミュニケーションのノウハウを改めて身に着けることは、今後のMBA生活を通して役に立つため、この科目が一番初めにある意義は大きいものと感じています。

(※ 来年度スケジュール詳細は学校ホームページ等で最新版をご確認ください。)

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COVID-19感染拡大に伴うプログラムのオンラインでの継続アナウンス、緊急帰国( 2月末頃~)

2月26日、CDC(米疾病対策センター)が韓国の渡航危険度を引き上げ。

当初の予定では、一週目のライティング・ビジネスコミュニケーションに続き、二週目はオーラル・ビジネスコミュニケーションへと進むこととされていましたが、CDCの決定を受け、教授陣の韓国滞在が困難となり、一時中断。

オンラインでのコア科目継続がアナウンスされ、学生は自国へ戻ることになりました。

GMBA Class of 2021 ファミリーはアナーバーで再開できることを信じて、一旦の別れとなりました。

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この辺でバトンタッチをしたいと思います。少しでも皆様の学校選び等の参考になれば幸いです。

 

Go Blue!