就職活動のお供、FACT Group - ミシガン大学MBA日本人ブログ

こんにちは！FTMBA Class of 2022のKKです。夏のインターンがもう少しで始まるのですが、初日から夜シフトね！（11PMー7AM）と言われて若干わくわくしています。ただ、夜と昼が不定期に繰り返されるようで、うまく対応できるか若干不安もあります。さて、本日はRossの就活支援のお供、FACT Groupについて紹介したいと思います。

Fact Groupとは？

　 FACT GroupとはFunctional Accountability Career Teams Groupの略で、MBA1に対して就活支援を提供してくれる少人数グループです。グループの大まかな特徴としては、下記が挙げられます。

MBA2が1人とMBA1が複数人所属
目指す業界やポジション毎にグループが分かれている（詳細は下記の2020年Fact Group一覧を参照）
自分で入りたいグループを選べる
9月頭に所属グループが決定
前年度就活を経験したMBA2がグループをリード
週に1回程度、就活準備のためのミーティングを実施

具体的な人数やミーティングの頻度はグループ毎に異なる可能性があります。

何がお得なの？

　FACT Groupに所属する利点は大きく3点あります。

1. 就活準備のガイドライン

　アメリカでの就職活動は日本のものと大きく異なります。レジュメ、カバーレター、Odyssey（数分間の自己紹介）、ネットワーキング、面接と準備するものが多く、それぞれを適切なタイミングで仕上げなければなりません。レジュメ一つをとっても文法、内容、順番に最適と思われるものがあり、個人でベストなものを用意するのはとても困難です。FACT Gr.ではMBA2が自身の経験とこれまで卒業生が積み上げてきた知見を活かし、何をどのように、いつまでにやるべきか教えてくれます。授業や課外活動に時間を取られる1年目の秋学期に、効率的に就職活動を進める支えになってくれます。

2. 貴重な情報源

　就職活動は情報収集が非常に重要になります。どの会社がいつプレゼンテーションを実施するのか、卒業生がどこで働いているのか、どこから業界の情報を得るのが良いか、等々夏のインターンの機会を得るために集めるべき情報は多々あります。FACT Gr.をリードするMBA2はこのような情報を提供してくれるため、効率よく必要な情報を得ることができます。またMBA2は前年度に築いた在校生や卒業生とのネットワークがあるため、それを利用することで自分の行きたい会社で働いている卒業生やインターンの機会を得た在校生と繋がることができます。

3. 同じ業界を志す仲間とネットワーク形成

　もう一つの大きな利点は仲間とのネットワークの形成です。就職活動は辛い期間になりがちですが、同じ業界を志す仲間がいることで動機づけができます。私はEnergy FACT Gr. に所属していましたが、皆が就職活動とは別に環境問題を解決したい、温暖化に対して何かしたいという思いを持っていたので、とても勇気づけられました。今年はコロナの影響であまり機会がありませんでしたが、通常であれば対面の飲み会などを通してより深い関係を築けると思います。

入る前にすべきことは？

　FACT Gr.に所属するにはAdmissionが要求する課題を終わらせる必要があります。これらは入学プロセスの一環のため、要求された課題を期日までに完了するだけで、特別な準備は不要です。ただし、入学までにある程度、目指す業界と役割を絞っておく必要があります。配属は9月頭に行われます。途中でグループを変更するのは不可能ではありませんが、状況によっては時間が厳しくなるため、お勧めはできません。またグループによってはかなりの貢献を求められたり、独特の文化があるようなので、事前にMBA2に質問しておくといいかもしれません。（同級生が授業でミーティングに出れなかったことを追及されたと愚痴っていました。(笑)）

では今回はこの辺で。See you next time！

2020年Fact Group一覧