こんにちは、GMBA Class of 2019のYukihisaです。
MBAの進学先を検討するときに、受験生の皆さんが重視されるポイントって、何でしょうか。
ランキングや授業内容、教授陣、はたまた学費?もちろんそれらも大切なファクターですが、最低でも1年(Full Timeなら2年)を過ごすということを考えると、やはり生活環境も重要。中でもメインとなるキャンパスや校舎の雰囲気は、留学後のモチベーションに大きな影響を与える要素になると私は思います。
皆さんの中には、事前にキャンパスビジットをするという方もいらっしゃるでしょうが、時間や金銭の制約でそれは難しいという方も多いですよね。そんなわけで、今日はミシガン大学のキャンパスやRossの校舎がどのような感じなのか、写真も多めでご案内します。少しでもRossについてイメージを膨らませていただければ幸いです!
1. ミシガン大学キャンパス
Rossの母体となるミシガン大学は、アナーバー市内にノース、セントラル、サウスの3つのキャンパスを持っており、Rossはその中のセントラルキャンパスに位置しています。各学部の建物は街中に散在しており、あたかも大学が街の一部であるかのような、調和の取れた雰囲気を醸し出しています。
↓豊かな自然
ファミリーハウジングもそうですが、キャンパス内も本当に緑が豊富です。特に夏の時期は芝生が青々と美しく、寝転がってレポートを書いたり、読書をしたり、ヨガをしたり、のんびりと昼寝をしている学生をよく見かけます。
↓ロースクールの校舎
「ハリー・ポッター」シリーズの撮影候補地にもなった、全米でも屈指の美しさを持つ校舎。ビジネススクールの学生も使用できます。24時間オープンのため、試験前の深夜などは特に賑わうとか。図書館の雰囲気がツボです。
↓自然史博物館
↓美術館
↓講堂
キャンパス内は知的好奇心を刺激するスポットがいっぱい。また、秋冬には大学主催でオーケストラやオペラ、ダンスなどのプログラムが開催されるとのこと。結構なメジャーどころも出演するらしく、今からシーズンが楽しみです。
↓あらゆるところにMのロゴ
ミシガン大学といえば、ネイビーブルーに黄色いMのロゴ。グッズも豊富で、ごく普通のお店(Walmartとか)にも「M」コーナーが設けられていたりします。余談ですが、フットボールの試合がある日は街全体がカレッジカラーのMaize & Blueに染まり、壮観です。
2. Ross School of Businessの校舎
以前はMichigan Business Schoolという名称でしたが、2010年ごろから卒業生でもあるStephen M. Ross氏の寄付により校舎の改修が進み、同時に現在の呼称に変わりました。近代的でありながら、他の歴史ある校舎たちともうまくバランスを保っています。
↓外観
晴れた日は、アナーバーの青空にBrick Orangeがよく映えます。
↓メインエントランス
モダンでありつつ華美になりすぎないこの感じ。機能美っていいですよね。
↓メインロビー
ガラス天井の広々とした吹き抜けになっており、陽の光がよく差し込みます。8月までは夏休み期間中で1枚目のように閑散としていましたが、秋学期の始まった9月からはご覧の混雑です。
↓Class Room
2月~5月のアジアセッションでは、授業はホテル内のカンファレンスルームなどで行われていたので、だいぶ気分が変わりました。まさにビジネススクール!という雰囲気にテンション上がります。
↓Group Study Room
グループ課題やプレゼンの準備、勉強会など複数でのグループワーク時に使用します。大学のWebサイトから予約するのですが、無断キャンセルが3回続くとそのSemester中は予約できなくなるという厳しさ。いつもいっぱいです。
↓Quiet Study Room
授業の予習復習や課題など、個人での勉強はここで。授業の空き時間は大抵こちらで過ごしています。夏場でもエアコン効かせすぎ、上着は必須です。
↓スタバ
1Fのスターバックスはグループミーティングのお供。最初の頃は店員さんの早口が聞き取れなかったり、逆にこっちの言わんとしていることが全く伝わらなかったりで、もどかしさもありました…。
↓カフェテリア
バーガーやサンドイッチなどのアメリカンな食事に飽きたらこちら。サラダバーやスープバー、ヨーグルトなどヘルシー系を手軽に補給できる、貴重なスポットです。最近はセルフビルドのラップがお気に入りです。
↓フリースペース
Rossにはこんな感じで校舎内のあちこちにベンチやソファがあり、休憩やランチはもちろん、ちょっとしたミーティングやレポートの修正などスキマ時間の活用に重宝します。
実際に渡米して感じたのは、ファシリティは思った以上に勉強への集中度に影響するということです。特に(私のように)周囲の影響を受けやすいタイプの方は、ある意味「形から入る」というのも有効かもしれません。
限られた留学期間に思い切り集中して勉強したい、没頭できる環境に身を置きたいという方は、そんな視点でも様々な学校を比較検討されてみてはいかがでしょうか?
なおアナーバーには、キャンパス以外にもメインストリートやスタジアム ”The Big House”など、ご紹介したいところが沢山あります。もし機会があれば、ぜひお越しください!