皆さん初めまして。GMBA Class of 2021のShigeです。まだ暖かい日もありますが11月に入り早くも初雪が降り、徐々に冬の気配を感じています。また、先日の大統領選挙ではミシガン州は激戦州として大いに盛り上がり、現地ならではの熱気をひしひしと感じた次第です。
簡単に自己紹介させて頂きますと、2011年に日本の生命保険会社に入社して以来、投融資審査4年、ストラクチャードファイナンス（主にインフラ向けのプロジェクトファイナンス）5年を経て、GMBAに参加しています。今年8月に家族帯同（妻・4か月息子（当時））で米国入りしました。
さて、今回は、①Fall Bの必修授業、②足元の医療事情、（おまけ）ベビーグッズについてご紹介したいと思います。
①Fall Bの必修授業
10月中旬にスタートしたFall Bも早くも中盤戦に差し掛かっています。Fall Bではマーケティング、組織マネジメント、ファイナンスの３科目が必修科目に設定されています。
マーケティング
顧客の潜在ニーズを捉え利益を最大化するための、セグメンテーション、ターゲティング、ポジショニング、ブランディング等についてケース課題等を通じ学習。3C・4P等の基本フレームワークも内包。
組織マネジメント
モチベーション向上策、意思決定時に注意すべき先入観、人脈形成のポイント、周囲への影響の与え方、交渉術等について、主にグループワーク等を通じて学習。
ファイナンス
キャッシュフロー評価に係る基本概念（現在価値等）、債券・株式の価格決定メカニズム、投資可否判断手法（IRR、NPV評価）等について学習。
必修科目だけでも幅広くジェネラルマネジメントスキルを学べるところがRossビジネススクールの大きなメリットの１つだと改めて実感しています。個人的にはこれまでのキャリアで馴染みの薄かったマーケティングや組織マネジメントの授業での学びが多いです。いずれもセオリーはありつつも明確な正解のない分野なので、グループワーク等を通じて発想の引き出しを増やすことを意識しています。
②足元の医療事情
渡米を検討されている方にとっては、家族帯同有無に関わらず、コロナ後のアナーバーの医療事情は気になるところかと思います。また、医療用語は難解ですし、できれば日本語が通じる病院に通いたいもの。そこで、これまで多くの日本人学生及びその家族がお世話になってきている「ドミノズファーム家庭医療科クリニック」（ミシガン大学家庭医療学科が運営する日本家庭健康プログラム）の足元の状況をご紹介します。
我が家は9月以降、オンライン診療と対面診療を組み合わせた形で、月に1度ドミノズファームを受診し、日本語が通じる担当医に家族全員を診てもらっています。
【私・妻】
9月 初診（オンライン）
10月 予防接種（インフルエンザ・その他）
11月上旬 予防接種（その他）
【息子】
9月 初診、5-6か月健康診断（対面）
10月 予防接種（三種混合等、インフルエンザ1回目）
11月上旬 予防接種（インフルエンザ2回目）
対面診療の場合、マスク着用やソーシャルディスタンスの確保が必須となります。渡米前は、子供の定期健診や必要な予防接種を現地できちんと対応してもらえるのか否かが大きな不安の種でしたが、これまでは問題なく受診できています。もちろん、状況は日々変化しますので、最新の情報はホームページや電話等でご確認されることをお勧めします。
（おまけ）ベビーグッズ
最後に、乳幼児の帯同を検討されている方向けに、ベビーグッズが購入できるお店「buybuy BABY」をご紹介します。日本でいう「アカチャンホンポ」に相当するお店で、オムツ、絵本、オモチャ、ベビーカー、チャイルドシート、洋服など大抵のベビーグッズはここで揃います！アナーバーからだと車で東に20分ほど行ったCantonエリアの店舗が最寄です。
今回はこの辺りで次にバトンタッチしたいと思います。少しでも皆様の参考になれば幸いです。
Go Blue!
Shige
