こんにちは。Class of 2025のTです!
ミシガン大学では、年間を通してたくさんの大学スポーツを観戦することができます!
今回はwinterシーズンに楽しむことができ、アメリカ四大スポーツの1つでもある、アイスホッケーとその魅力についてご紹介します。
自分自身が学生時代にプレイしていたこともありますので、少し踏み込んだ情報もお届けできればと思います。
■簡単なチーム紹介
1923年に創設。BIG10のリーグに所属し、現在までに大学全米一のタイトルを9回獲得している強豪校です。また、多数の選手をプロリーグ(NHL)に輩出しており、若手からベテランまでミシガン大学出身の選手が多く活躍をしています。
■ミシガン大学のアイスホッケーの魅力
プロレベルの実力を持った選手が在籍
アイスホッケーも他のスポーツ同様、プロ入りするためにはドラフト制度で指名されることが必要になるのですが、少し特徴的な点があります。それは、ドラフト指名された選手でも、チームや選手の状況によって、「指名しているけれど、もう少し今所属するチームでプレイして試合勘や実力をつけておいてね」ということが指名したチームの判断で可能、ということです。つまり、将来的にプロ選手として活躍が望まれる実力を持った選手たちがプロに昇格するまでの間プレイを続けているので、ハイレベルな試合を見ることができます!
なお、ミシガン大学が所属するBIG10の各大学にも、数多くドラフト指名済みの選手が所属しているため、迫力のある試合が展開されます。
スピード感と激しい当たり
「氷上の格闘技」とも称されるアイスホッケー。日本ではあまりメジャーな競技ではないため、イメージが湧きづらい方も多いかもしれません。その醍醐味は選手やパックのスピードの速さと選手同士の激しいコンタクトプレーにあります。
攻撃時の選手のスピードは時速40km、シュート時のパック速度は時速160km以上になるとも言われています(選手もパックも弾丸のように飛んでくる…)。攻守の切り替えの早さはもちろんのこと、体力消耗が激しいスポーツゆえに選手交代が自由に行われることもあり、目まぐるしく試合が展開されていきます。
また、選手同士のボディコンタクトが激しく行われるスポーツでもあるため、リンクを囲っているアクリル板に選手同士がぶつかる場面もしばしば見られます(防具をしているとはいえ、見ている側はかなり痛そうに感じます…)。ちなみに選手同士の殴り合いも実はアイスホッケーではよく見られるシーンの1つ。自チームの選手(特にGKや中心選手)が接触されたり激しいコンタクトを受けたりしたときや、チームの士気を高めるために行われることが多いです。プロの試合になると、つけているグローブやヘルメットを外して本気の殴り合いになることもあります。もちろん、その後当該選手はペナルティとして原則2分もしくは5分間の退場となりますが、かなり盛り上がる場面で、他のチームスポーツではあまり見られない光景です。笑
リンクと客席の近さ
基本的にミシガン大学のホームゲームは、キャンパスやBig Houseからも程近いYost Ice Arena(観客収容数:約6600人)で行われます。リンクは、長さ約60m、幅約25m(北米規格)とサッカーのピッチの約1/4程度の大きさ。リンクと客席もアクリル板やネットでの隔たりのみで、間近で選手のプレイを見ることができます。また屋内競技のため、観客の歓声や大学バンドの応援も反響しやすく、会場の一体感を感じることができます。
■最後に…
アメリカンフットボールに注目が集まりがちですが、通年を通して様々なスポーツでプロレベルの試合が身近で見られるのがミシガン大学の大きな魅力の一つだと思います。
今まで見たことがなかったスポーツも、実際に見てみたらお気に入りに…!なんてこともありますので、ぜひ実際に足を運んでみてください!
ちなみに、昨年のブログでもミシガン大学の大学スポーツ観戦事情についての紹介があります(お子様連れの方は必見です)。こちらもぜひ合わせてご覧ください!
https://japanmichiganross.hatenablog.com/entry/2023/06/06/141746
Go blue!!