ミシガン大学MBA日本人ブログ

ミシガン大学ロス・スクール・オブ・ビジネス在校生、卒業生の日頃の生活や学習内容などを紹介していきたいと思います。

Global MBA Class of 2021  Fall A終了!

こんにちは。

ついこの前渡米したと思ったら、もう秋セメスターの半分が終わりました!

ミシガン大学ロスビジネススクールでは、各セメスターを二つに分けて授業を開講しています。1セメスターを前期(A)・後期(B)に分け、秋セメスターだと前期をFall A, 後期をFall Bと呼んでいます。

今回は、Fall Aを振り返りながら、最後にアナーバー生活での移動手段を紹介できればと思います。

 

前置き長くなりましたが、GMBA Class of 2021のJunです。簡単に自己紹介すると、日本の石油開発企業に新入社員で入社して14年勤めた後、ロスの校門をくぐりました(門見たことないけど)。会社では国内・海外プロジェクト現場を渡り歩き、ロジやプロジェクト管理、商務交渉を中心に従事してきました。長年従事していたプロジェクトがよいタイミングで終わりに近づいたためGMBAに参加、現在経営全般を勉強中です。

 

他の記事でも記載の通り、GMBA Class of 2021はCOVID-19の影響により従来と異なるプログラムスケジュールで進んでいます。そのため、Class of 2021の学生は現在、基礎科目(Core Class)を中心に一般のMBA(Fulltime MBA)生と肩を並べて勉強しています。

 

また私が当初目論んでいた、家族と共にアナーバーでのんびり生活の予定が変わり、単身留学をしています。小学生と幼児を抱える我が家、COVID-19が勢いを増した3月以降妻と話し合いを重ねた結果、単身でアナーバーにやってきました。 今までは自分の決断に自然と家族がついてきてくれるある意味順風満帆の状態だったので、家族と離れることは大きな決断であり、渡米後もしばらくは精神的に大きなギャップでした。ただ、自分の夢のために送り出してくれた家族にはひたすら感謝m(_ _)m

 

さて、

Fall-Aですが、私は勉強漬けの毎日でした。課題も多く、内容もついていくのもやっとでした。週3日自宅でオンラインライブ授業、週2日ロスで対面授業、土日は基本自宅で学習というような形です。一言で言えば、ほぼ引きこもり!むしろ、家族いなくてよかったと思うことも多々、笑。(ここでも妻に感謝!)

週1度くらいは遊びに出ていくのですが、クラスのパーティや集まりがあってもなかなか足が重いこと重いこと。。。Northwood にいること(ダウンタウンから多少離れてる)、年齢、ソーシャルディスタンスを言い訳にしているんではないだろうか、と言うぐらい家にいましたねー。

 

でも、ハッピーでした。

 

留学中は、これが唯一の物差しだ思ってます。念願の自分の夢を達成する場ですから。ビジネスの場ではそうはいきませんが、せっかくの留学生活なので自分の目標に忠実に、リソースを思うように使って自分なりに学生生活謳歌したいと思います!

 

そして、

先週からFall-Bも始まり、また一から勉強する日々です。新しい先生のもと、新しい授業スタイルで、新しい科目を学び、正直目まぐるしい変化にストレスも感じます。ただ、会社の上司からは「変化の波に乗れ」、GMBAプログラムマネージャーからも"Leave your comfort zone!"と言われており、ある意味この留学は自分を見つめ直すチャンスだと思ってもいます。とりあえず、波に揉まれて溺死しないよう手や頭をどんどん動かしていきたいと思います。

  

さて、

 

個人的な感想はおいておいて、Fall-Aでは通学や買い出し等でいろいろな移動手段に挑戦したので、写真共有します。

事情を少し説明すると、ミシガン大の学生は大学の管理する寮やアパートに入る(on-campus)か学外(off-campus)のアパートや家を借りて生活しています。私は家族を連れてくる予定だったので、事前に申し込んだon-campusアパートで生活しています。大学の北、少し離れたNorthwoodと呼ばれるエリアです。周りは家族連れがほとんどですが、街中と比べても静寂と自然に溢れるエリアになっています(前回Tommy記事参照)。食料や初期のセットアップ等大型の買い出しに行こうとすると車等必須ですが、今のところ、車を買う必要性には迫られていません。以下で紹介する手段を駆使すれば単身は今のところなんとかなってる感じです。(雪が降ると分かりませんが。。。)

 

まずは、大学バス:

 

ルートが決まっており、乗り換えながらダウンタウンや少し郊外の大学駐車場等へ向かいます。専用アプリもありリアルタイムでどこにいるかわかります。 COVID-19の影響で、片道15分運転に制限しており、Northwoodからは一度乗り換えが発生します。授業がリモートになった影響で、乗っている人は毎回数人、多くて10人程度です。

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時間に厳しい。あと数歩の距離でもドア閉める塩対応です。

 

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バス停目印:公共バスThe Ride(上)、大学バス(下)

公共バス: 

 

普段私は使いませんが、UM生徒は学生証提示すれば無料です。大学を抜けてアナーバーを東西南北へ移動するのに役立ちます。

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アナーバーの東西南北を網羅しています。

 

 

Zipcar:

アナーバー各地に時間借りができるレンタカーが配置。Northwoodにもあります。利用が集中する時間帯や場所はありますが、車を持たない自分には週1の食料買い出しにいくのに便利です。また、到着直後の自宅セットアップ時は重宝しました。レンタカーよりも割安・簡単です。ただし、いろいろ日本とは「逆」になりますのでお気をつけください。

個人的な経験:

- 右側から車に乗り込んだらなぜか助手席だった!

- 右見て左見て横断歩道渡ろうとすると左から車きて轢かれそうになった!

- 右折しようと思いウィンカーを出したと思ったらウィンドワイパーだった!

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Zipcar, 緑のZマークが目印

 

 

Uber, Lyft

明朗会計、自宅からアプリで簡単に呼べるということで、飲み会だったり、Zipcarを時間借りしたくないイベント参加の移動などに最適です。買い出しの帰りに呼ぶことももちろんできます。

 

SPIN

これもZipcar同様時間貸しで乗れます。場所によっては進入不可、スピード制限かかるところもありますが、ちょっと歩くのが面倒、バス待ちたくない様な時、アプリですぐ乗れます。どこでも乗り降り可能な時間借りの移動手段です。定額で時間内利用放題や機材の貸し切り機能もあり、荷物の多くない買い出しや、友達の家に行く時に便利です(最高時速15マイル)。

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路上に無造作に置かれたものをアプリで起動します。

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操作は簡単:右で前進、左が停止

自転車

自転車、日本からママチャリを持ってきた強者もいますが、現在アメリカでは自転車需要が急増し、今は手に入りにくい状態のようです。私も日本から持ってきました。けっこう強烈な盗まれ方やいたずらされるからか、鍵は太めです!

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自転車

 

 

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ここまでくると、もはやハラスメント

自動運転(おまけ)

デトロイトのあるミシガン州、アナーバー街中でも自動運転車のテスト走行をよく見かけます。日本だと新聞で見かける程度ですが、このような社会実験が身近なところで行われており、アナーバーはパラダイムシフトや技術革新を目の当たりにする最高の環境です。

 

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MayMobilityと呼ばれる自動運転の人員輸送サービス(May MobilityのHPから拝借)

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Yandex社の自動運転テスト走行車(Yandex社のHPから拝借)

 

以上になりますが、Global MBA、ロス、ミシガン大学を目指されている方の参考になれば幸いです。

 

 

Go Blue!

 Jun