ミシガン大学MBA日本人ブログ

ミシガン大学ロス・スクール・オブ・ビジネス在校生、卒業生の日頃の生活や学習内容などを紹介していきたいと思います。

子連れ in Ann Arbor

GMBA Class of 2019のYukiです!

5月までのアジアセッション(ホテル暮らし)では、単身でのプログラム参加だったのですが、6月からのAnn Arborセッションでは、家族とともに生活することが出来ます。私は妻、娘(8歳)、息子(6歳)とともに、初の海外生活をAnn Arborでスタートしました!


アメリカでの生活、というと何を想像するでしょうか?危険?銃社会?色々不安なワードが頭をめぐると思いますが、その点Ann Arborは大変恵まれた街です。住民のほとんどがミシガン大学関係者のため、平均的に教育レベルが高く、治安がとても良いのが特徴です。私はそんな安全・快適なAnn Arborのやや北部、ミシガン大学のノースキャンパス内にあるファミリーハウジングにて家族とともに生活しています。


このブログをご覧になっている方は、Rossへの留学を志されている方のみならず、ミシガン大学やMBA、もしくは海外での生活に興味がある方が多数と思われます。僕も受験生の時には、家族との生活を前提に大学や街の情報を収集したものです(意外にこういう情報って多くないんですよね・・・)。そんな皆様に、「Ann Arborは子育てに最適!」という僕なりのメッセージをお届けしたいと思います!

 

1. 自然がいっぱい!

この写真は僕が住んでいる地域の写真です。

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どうでしょう!?周囲は一面緑ですごく空気が美味しいです!そして子供たちが大興奮したのが・・・。

 

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(下の写真は自宅の網戸越しに撮影)

 

動物です!リス(SquirrelとChipmunkの2種類がいる)や、モグラ系のやつ(Woodchuckというらしい)が毎日家の周りを駆け回っています!!

 

珍しい色の鳥やウサギに会えることも多く、子供たちは毎日動物に囲まれ、動物を追い回して生活しています!

 

さらに運が良ければ、鹿が出没することもあります。これは東京では味あわせてあげることが出来ない、かけがえのない経験だと実感しています。

 

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(写真はhttp://www.annarbor.com/news/deer-car-accident-numbers-down-as-agencies-continue-debate-about-what-should-be-done-with-carcasses/より。鹿は突然現れるので、シャッターチャンスが難しい!)

 

2. Internationalなご近所付き合い!!

ミシガン大学には全世界から学生が集まっています。私の住む一角はRossのみならず、様々な学部の家族連れが住むハウジングですので、当然ながら住んでいるだけで色々な文化に触れることが出来ます!


例えば、娘と仲良しのご近所さんは韓国人、最近引っ越してしまったお隣さんはナイジェリア人でした。お向かいには先週スペイン人が引っ越して来ましたし、近くでは中国語で会話している様子も聞こえます。最近パパ友になったのはパナマ人でした。息子は小学校では中国人とアフリカ系の同級生と毎日遊んでいるようです。


私は正直、英語もさほど得意ではありませんが、でもここに居れば、インターナショナルが前提のため、誰しもがお互い助け合い、分からないことは親切に教えてくれます!

 

 

3. 意外に手に入る日本食品・アジア食品

個人的には、アメリカ生活で子供たちが食事に困るのではないかと危惧していました。うちの子供たちはやや偏食で、食の好みも違うため、食事が合わなかったりすると苦労するだろうなぁと考えていました。

ところが、Ann Arborやその周辺の町では、思いのほか日本食やアジア食材が手に入ります!例えばあるスーパーでは、日本のお菓子はもちろん、わさびやポン酢などの調味料や、娘が大好きな枝豆(冷凍)まで、色々手に入ります!車で30分ほど行ったNovi(ノバイ)という町は日本人が多く住んでいるため、新鮮な魚や、日本のパン屋さんのようなふっくら食パンも手に入ります。

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息子が大好きなカルピスもほら!(こちらではカルピスは「カルピコ」というブランドネームです笑。)

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もちろん日本に比べるとやや割高ではありますが、多くは質も味もさほど変わりません(量は基本多いですけど笑)。町全体がインターナショナルなため、このような部分も発達しているのだと思います。

 

4. Summer camp & Elementary

私たちは6月に引っ越して来ましたが、米国の小学校は9月からのため、子供たちは実質つい先日から小学校に通い始めました。
それまではただ家にいても退屈してしまうので、近くの教育機関が運営しているサマーキャンプに子供たちだけで参加してみることにしました!子供たちはまだまだ英語が話せませんが、それでも子供らしい好奇心と「なんとなく」のコミュニケーション力で、楽しく過ごしたようでした。Ann Arborではこのように夏休み期間でも、子供たちが楽しめるイベントやプログラムが多数用意されているのが特徴です。

 

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そして9月からは本格的に小学校がスタートしました。まだ数日しか経っていませんが、子供たちは一生懸命奮闘しつつ、少しずつ友達を作っていっている様子です。

1st gradeの息子はクラスに日本語を話せる子がいないため、初日は非常に寂しい思いをしていたようでした。ただ先生も毎年各国からの子供を預かっているだけあって百戦錬磨です。登校二日目には息の合う友達が出来、毎日楽しそうに学校に通っています。


3rd gradeの娘は、幸運にもクラスに日本語が話せる子が複数おり、初日から楽しく過ごせているようです。ただ、3rd gradeにもなると、算数や国語の授業もありますので、今はまだチンプンカンプンで、本人としてはそれがとても歯がゆいようです。ただ彼女は彼女なりに少しずつ楽しいことやコミュニケーションの方法を見つけつつあるようです。


こういったある種サバイバルな環境ながらも、それを支えてくれる環境が確かにAnn Arborにはあります。聞くところによると、子供たちの英語力上達スピードはすさまじく、通常は2~3か月でネイティブと相応にコミュニケーションが取れるほどになるそうです。私もProfessorの英語が聞き取れない、なんて言っている余裕は無いようです・・・。親子ともども切磋琢磨して、これからもAnn Arbor生活を満喫していきたいと思います!

 

その他、家族で遊べるレジャーやフットボール観戦で盛り上がることが出来るのもAnn Arborの特徴ですが、そのあたりはまたほかのメンバーが書くと思いますので、今日はこのあたりで!

 

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小学校でのピクニックの様子。みんなで食べ物を持ち寄って楽しく過ごします!