こんにちは!GMBA Class of 2019のTakです。
アナーバーではキャンパス徒歩圏に住めば車がなくても生活に困ることはありませんが、家族連れやオフキャンパスの住宅に住む場合は、やはり車社会なので車があった方が買い物や課外活動等において便は向上するでしょう。そこで今回はアナーバーの駐車車事情を紹介します。
アナーバーの郊外は基本駐車場は広くタダですが、ダウンタウンとキャンパス周辺では平日は込み合っていて、多くの施設は有料となります。したがって通学に車を使用する場合にも駐車場の確保が必要となります。
ロスに車通学する場合は、①公共立体駐車場(ストラクチャー)、②路上駐車場、③学校の駐車場の3つの選択肢があります。①ストラクチャーと呼ばれる公共駐車場は、私の場合、月極めは1年以上待ち状況だったので契約できず、代わりに時間当たり1.2ドルで利用しています。②の路上駐車は時間1.6ドルと割高かつ最大4時間の時間制限付きですが、ロス周辺の道路に駐車できる近さが魅力です。③学校の駐車場は基本教員・スタッフ優先ですが、土・日と平日夕方5時以降が無料で開放されているのでビジネス・スクールに多い夜の授業や週末のグループミーティングに有効です。
①ロスに最寄りのストラクチャーはForest Avenue Parking Structure
②路上駐車場 手前のポストが支払い用のスタンド
③ロスのストラクチャ― 平日午後5時以降と週末は無料開放
一方、広大なノースキャンパスではストラクチャーや路上駐車スペースはなく、キャンパス内のいたるところに④平面駐車場が整備されています。月極め契約もありますが、私の場合はノースキャンパスに行くことは限られているのでビジタースペースを時間1.7ドルで利用しています。
④ノースキャンパス内の平面図駐車場
①はクレジットカード、②と④は現金かクレジットカードもしくはスマホでの支払いになります。②と④はそれぞれeParkとPassportというアプリが用意されているのでスマホで利用すると、時間延長したい場合も手元で簡単に延長手続きができるので大変便利です。
また週末にアナーバーでイベントがある際には駐車場の料金は一変します。アメフトの試合がある場合は通常無料の郊外の駐車場も有料となります。料金もスタジアムから1マイル程度離れた場所で10ドル、スタジアムに近づくに従い20ドル、25ドルと徐々に値上がりしスタジアム直近ではなんと60ドル!
アメフトの日はあちこちで駐車場案内の看板がでます。まずは10ドルから。
スタジアムに近づくと徐々に価格上昇。
スタジアム直近は60ドル!
最後にアナーバーは雪国なので冬用タイヤが心配になるかと思いますが、アメリカではスタッドレスでなくオールシーズンタイヤが一般的です。オールシーズンタイヤなので冬になってもタイヤを交換する必要はありません。また道路には日本の雪国のような融雪の設備はなく、素早い除雪と大量の凍結防止剤で対応しているようです。