こんにちは。FTMBA Class of 2023のHです。本日はFast Track in Financeプログラムについて紹介したいと思います。
Rossの特徴としてカリキュラムが非常にフレキシブルなことが挙げられます。具体的には、5~6月頃に一定程度の就業経験や資格を示し、インストラクターの許可を得られれば殆どのコアクラスをWaiveすることが出来ます(Waive数には上限有り)。
その中で、コアクラスであるFinancial Accounting(ACC502)のWaiveした上で、8月頃にAdmissionsから送られてくるCourseraのオンライン講義を受けることで、Fast Track in Financeプログラム(以下、FTF)に参加することが出来ます。何人のアプライがあったかは不明であるものの、class of 2023では一学年約400名の学生の内、40名程度がFTFを受講しています。
<Fast Track in Financeのカリキュラム(MBA1年生)>
以前はFTFの中でもクラスが2つに分かれていたようですが、Class of 2023は1クラスで、全員がFall AにValuation(FIN615)、Fall BにCoporate Financial Policy(FIN621)を受講します(過去にこちらのクラスに触れている記事もありますので是非ご参照下さい)。尚、FTFに参加することで、自動的にコアクラスのFinancial Management(FIN 503)は免除されます。
クラス自体は毎週のようにグループでのケース課題があり、結構なワークロードはあります。私自身は金融バックグラウンドではなく、事業会社で投資案件に少し携わる程度でしたが、CPA/CFAホルダーのクラスメートとケース課題に取り組んだりと、ストレッチされた環境は非常に良い経験でした。
MBAは様々な科目を扱うせいか、2年間と言えども履修できるクラス数は意外と限定的というのが私の印象で、受験前にはあまり考慮していなかったカリキュラムのフレキシビリティに大変助けられています。これもRossの特徴の一つかと思いますので、入学された際には是非こうしたフレキシビリティも積極的に活用して頂ければ幸いです。
Go Blue!