こんにちは。FTMBA Class of 2023のRです。本日は私が最初のターム(Fall A)に受講したTauber のクラス TO701(Topics in Global Operation)について紹介したいと思います。
Tauberはオペレーションに特化したクラスを受講できるプログラムになっており、詳細についてはこちらをご覧ください。
https://tauber.umich.edu/team-projects
Rossの一年生のカリキュラムは以下のようになっておりFall Aは基本的にFinancial Accounting (AC502), Applied Microeconomics(BE502), Applied Business Statistics(TO502), Corporate Strategy (STRATEGY502)の4クラスを受講することになります。Tauber生の場合はそれにプラスしてFall AではTO701(Topics in Global Operation)というTauber専用のクラスを受講します。結果として私は5 つのクラスを受講することになり正直Fall A は非常にきつかったです。もちろんご自身のバックグランドによってはコアクラスのwaiveも可能ですし負荷の調整も行えます。私のクラスメイトにもFall AではAccountingをwaiveして3クラスのみ受講しクラブ活動や課外活動に力を入れている子もいました。
TO701のトピックスは以下のようになっています。オペレーションの入門編のような位置付けですが、Lean OperationやPlant Assessment のようなザ・オペレーションのようなものからMachine learning や Tableau などにも触れてData Analysis やData Visualizationなどにも幅広く対応します。
- Value chain strategy and segmentation.
- Lean Operations and Rapid Plant Assessment
- Machine Learning in Operations, and hands- on workshop using Azure ML Studio
- Healthcare Operations
- Big data: Tools and applications
- Future of Work
またトピックスによってはゲストスピーカーからプレゼンをしてもらうこともあります。例えばHealthcare Operations のクラスではミシガン大医学部の教授に病院内のオペレーションを紹介頂いたり、Future of WokのクラスではHBS の教授に公演いただくこともありました。私は事業会社出身でオペレーションについてはある程度馴染みがありましたが、他業界でのオペレーションについては把握しておらず様々な業界の課題や解決手法について考えるのは非常に参考になりました。またオペレーションやサプライチェーンを学ぶためのシミュレーションゲームを6週間かけてチームで行うプロジェクトもあり、未経験の方でもオペレーションについて効果的に学べるクラスとなっています。
個人課題とチーム課題の比率は3:7となっておりチーム課題の比率も高い上そのボリュームはなかなかのものとなっています。クラスメイトも皆口を揃えてキツいと言っていたのですが(笑)、これは夏のTeam Project (夏のインターン)に向けて必要な知識やチームビルディングスキルを効果的に学ばせるためにプログラムが上手く設計されていると感じました。課題については、マシーンラーニングの簡単なモデル策定、先ほど述べたオペレーションのシミュレーションゲーム(毎週チームでのプレゼン課題あり)、グループメンバーとの共同執筆レポート課題などなど多岐にわたります。またそれぞれのチーム課題でメンバーも異なるためスケジュール調整含めてなかなか大変でした。またTauberはエンジニアの学生と共にクラスを受講しておりエンジニアとMBA生の混成チームで課題を行なっていきます。正直なところ、フルタイムでの就業経験があるMBA生と比較しエンジニアの学生との共同作業はなかなか大変な部分もあったのですが、彼らといかに効果的にコミュニケーションを取り、納期設定や進捗管理を行いプロジェクトを進めていくのかについて常に考え実践できたことは非常に勉強になりました。
それではこの辺で。また色んな情報を展開できたらと思います。
Go Blue!