ミシガン大学MBA日本人ブログ

ミシガン大学ロス・スクール・オブ・ビジネス在校生、卒業生の日頃の生活や学習内容などを紹介していきたいと思います。

留学中に手術が必要になったら・・・

健康にアメリカ生活を過ごせるのが一番ですが、もし万が一体調が悪くなってしまった場合や怪我をしてしまった場合どうしたら良いでしょうか?

 

ミシガン大学留学中に体調が悪い、またはケガをした場合は先ず

University Health Serviceに電話で予約し、相談する事をお勧めします(Rossから徒歩10分圏内です)。症状によって他の専門病院に行った方が良いのか診断してくれます。私の場合は二度行ったのですが、一度目は疲れ目になり受診。眼鏡の度数が合っていないという診断を受けて日本帰国時に新しい眼鏡を新調し無事終わりました(この時は診察料無料でした)。

 

問題はここからです。ある日転倒して腕が腫れてしまったので上記の病院に行ったところ「骨折している」と診断され、別の外科専門病院を勧められました。専門病院に行って診察を受けたところ、骨がズレてしまっているということでギブスでも治せず手術しないといけないと言われました。ただの転倒で手術に至るとまでは正直思っていなかったので、念のためミシガン大学留学中の日本人医師にもレントゲン写真を見てもらって相談、やはり手術をした方が良いという事で今後のリハビリも考えてミシガン大学病院で手術を受けることになりました。

 

全米6位のミシガン大学病院。信頼と実績は抜群ですが、人生初の手術をアメリカで受けることになるとは・・という感じでした。当日5人くらいの医師が順番に何をするのか説明してくれましたが、医療用語を英語で説明されるので正直よく分かりませんでした(危険ですね 笑)。手術後は2カ月間、週2回のペースで外科病院でリハビリを行いました。

 

よく「アメリカの医療は高額」と耳にすると思いますが、その通りなのでアメリカで治療を受ける際は十分検討が必要です(私の場合、総額がいくらになるか良く分からなかったので恐怖でした)。ミシガン大学の学生保険は目と歯は対象外なので、手術が必要な際は日本に一度帰国してから手術も検討する必要が有ります。場合によっては数万ドル請求されます。

 

私のケースでは、手術の3カ月後くらいに請求書が郵送されて来ました。請求書にクレジットカードの番号を書いてサインをし、返送します。不定期で請求書が来るため、郵便局に4回くらい通いました。

 

支払額に関して私の場合は総額の1割を負担だったのですが、それでも何千ドルもかかりました。日本の行き来きやその後のリハビリを考えるとアメリカで受けて正解だったと思いますが、それでも不透明なアメリカの医療制度はあまり好きにはなれませんでした。

 

MBA在学中の方にもお伝えしたいですが、MBA留学中は勉強で忙しく運動不足になる事や、単身の場合特に食生活が乱れがちになるため健康を崩しやすくなっていたり、怪我をしやすくなっています。そのため、健康や安全を意識的に気を付けて充実した留学生活を送って頂ければと思います!!

 

写真:思い出の整形外科。体育会系のノリで「GO! GO!」と担当者に声をかけられながら、毎回1時間激痛のリハビリ生活を行いました。

f:id:japanmichiganross:20180509024326j:plain