皆さん、初めまして!
Class of 2019のShoheiです。今回は韓国セッションの総括について、皆さんにお伝えしていきたいと思います。
その前に、簡単に自己紹介を。
私は2010年に鉄鋼メーカーに入社、財務部にて経常予算・設備投資を通じて事業戦略の企画・立案に携わってきました。
自身のキャリアを通じて多くの部門・関係者と仕事をしてきましたが、一歩会社を外に出て、様々な国籍・文化・バックグラウンドを持つ学生と(昼夜問わず?)交流をすることで、これまで得ることが出来なかった刺激を日々受けることができています。その中で得た「気付き」については、最後に述べたいと思います。
Financial Accounting
さて、前回はYukihisaが"Business Communication (BCOM)"について紹介をしてくれたので、今回は"Principles of Financial Accounting (ACC)"を採り上げたいと思います。
いわゆる財務会計ということで、財務諸表の関連性の理解や、各種指標を通じた財務分析、ケーススタディなど、約2週間で一通りの内容を修得しました。
これまで財務会計というと、仕訳や勘定科目、Tフォームなどなど、細部のルールにフォーカスされた印象を持っていましたが、ACCの教授は常に「森を見ながら」、学生たちの興味を惹きつけるジョークを用いて(笑)、一つ一つの概念を説明してくれました。(最終試験の紙面上にもジョークが記載されており、最後までユーモアたっぷりの教授でした)
個人的には、答えがあるようでないBCOM(コミュニケーションクラス)とは異なり、ロジカルで答えが一つという点ではよっぽどACCの方が取り組みやすかったように思います(笑)
とはいえ約2週間という短期間の凝縮された授業。放課後も毎日クラスメートたちと授業の復習や予習に取り組み、全員で乗り切っていくという構図はBCOMから何ら変わりありません。ミシガンはよくCollaborativeな校風だと言われていますが、まさにそれを実感する日々です。
企業訪問と総括
韓国でのコアクラスが終わり、日本への帰国前に企業訪問を行いました。現代自動車とLG-まさに韓国を代表する企業です。韓国経済のみならず、世界で大きな存在感を示すこれらの企業は何を考え、どこに向かおうとしているのか。それを学生という立場で学べる事は非常に貴重な機会でした。
さて、Pre-MBAのセッションも含めると約2ヶ月間、韓国はソウルで充実した毎日を過ごしてきました。日々多くの学びがあり、ときに課題に追われながらも、夜はクラスメートとともにソウルの街へ繰り出し、メクチュ(韓国のビール)やソジュ(韓国の焼酎)で英気を養う。そんな濃密な時間こそが、GMBAの特徴であり、魅力だと思います!
韓国の地で思う、「留学」とは?
まだプログラム開始から2ヶ月しか経っていませんが、韓国での生活を通して、私なりに「留学とは何か」を考えてみました。
ハード面は確かに重要だと思います。世界一流の教授から直接学べる機会はそう多くありません。しかし今の時代、日本にいながら手元のスマホでハーバード大学の授業すら受けることができます。
では何を求めに留学をするのか。皆さんそれぞれご意見はあると思いますが、私にとっては「気付き」を得ることではないかと感じています。
・いまの自分の実力に気付き、
・世界の実力に気付き、
・そして将来の自分や会社の在り方に気付くこと(その準備をすること)
一歩、会社から世界に飛び出し、プログラムを通して世界各国の学生たちと正面から渡り合うことによって、「気付き」を得ることができます。そしてどれだけ多くの「気付き」を得るかーーーそれが自らの成長のドライバーになるのではないでしょうか。皆さんが留学準備を経て一歩踏み出したその先が、ここ、ミシガンGMBAであれば幸いです!
長くなりましたが、次は日本セッションについて紹介していきます!!