ミシガン大学MBA日本人ブログ

ミシガン大学ロス・スクール・オブ・ビジネス在校生、卒業生の日頃の生活や学習内容などを紹介していきたいと思います。

2018中国セッション

2018年5月、中国セッションが無事終了しました。

中国といえば何を思い浮かべるでしょうか?私たちが中国に到着してすぐに思ったことは、「空気が汚れていること」です。これはどの国から来た人もみな一度は考えることかもしれません。バスの中でもマスクをしてたりします。

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そんな不安から始まった中国セッションですが、StrategyとManagement and Operationsの二つの授業であっという間に過ぎました。

Strategy

この授業では、いわゆる「戦略」や「フレームワーク」的なことを学びました。巷にもそれに関連する本はたくさんあると思うので、みなさんも一度は手に取って読んだことがあるかもしれません。私も例外なくその一人なのですが、やはり授業で勉強して得ることは違いました。この授業では、様々なケースを読み、授業で学んだフレームワークを使用して企業の強みや弱みなどを分析していきます。フレームワークは当てはめればいいだけと思うかもしれませんが、人によってその企業の強みなどは異なりますし、グループ間で議論しても意見が違っていることが多いので、非常に視野を広げるうえでためになる授業でした。

 

Management and Operations

この授業で学んだことの一つに、どうやって待機時間を少なくして会社の損失を少なくするかを勉強しました。ケースは病院の患者の待機から空港のカウンター、さらには飛行機の予約システム、工場の在庫の積み上がりにまで多岐にわたりました。言い換えれば人や物が待機するすべての現象をどのようにmanagementするかを勉強したと言えます。

中国セッション中にはみんなで万里の長城などの有名スポットに観光に行きました。ほかのアジアの国と違って、建物や自然のスケールには驚かされます。また、中国に一か月の間住むと、中国のリアルの文化を体験することができました。

 

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これまで中国セッションについて書いてきましたが、実は来年以降は中国セッションは開催されなくなります。これからはシリコンバレーセッションに生まれ変わるようです。

中国、シリコンバレー、どっちがいいかは人それぞれです。シリコンバレーはITや金融の最先端を生み出す町の一つで、今後のMBA studentsはそれらの視点は少なからず必要になるので、Rossも導入を決めたようです。新しいシリコンバレーセッションに興味がある人は、是非当ホームページや日本の担当者に問い合わせてみてください。