ミシガン大学MBA日本人ブログ

ミシガン大学ロス・スクール・オブ・ビジネス在校生、卒業生の日頃の生活や学習内容などを紹介していきたいと思います。

Team Projectについて (選考プロセス)

Class of 2019のShoです。

今回は、Tauber Programの目玉の一つであるTeam Projectについてご紹介します。Team Projectは、Tauber Programに入っている学生のために用意された14週間のインターンです。業務内容はOperation系であり、2-3人のビジネススクールと工学部の学生混成チームで取り組むものになっています。学生は、希望する企業(プロジェクト)を5つ選び、その中からインターン先が決まります。Tauber Programに入っている学生は、インターンがほぼ100%確約されているものの、希望する企業に入るため、みんな必死になります。Team Projectが決まるまでのプロセスは以下の通りです。

 

1. 会社説明会とネットワーキングタイム(1月中旬〜下旬)

毎晩、数社がミシガン大学に訪れ、インターンの内容についてプレゼンします。その後、ネットワーキングタイムという名の懇親会があります。この懇親会では、クローズドリストに載せてもらえるよう、企業の担当者に名前を覚えてもらおうと積極的に皆んな積極的に喋ります。

 

f:id:japanmichiganross:20180709063328j:image

ネットワーキングタイムの光景


2. クローズドリストの発表(1月下旬)

1つの企業が面接出来る人数は決まっています。そのため、企業は面接をしたい学生のリストを学校に送り、そのリストに載った人たちは、優先的に面接枠を得る事ができます。このリストをクローズドリストと呼び、それが発表されます。1企業あたり、面接の枠は13人で、クローズドリストには6名まで載せられるルールになっています。

 

3.ビッディング・先着順による面接枠の確保(1月下旬)

残った面接枠は、ビッディングによって決めます。各学生は1000ポイント与えられ、欲しい面接枠にポイントを割り振り登録します。そして、ポイントが高い人から順に面接枠を得る事ができます。ビッディングが終わり、まだ残っている面接枠は、後日先着順の応募で得る事ができます。


4.面接(2月初旬~中旬)

そんなこんなで、面接枠を確保したら、面接が待ち構えてます。1社あたり30分ぐらいで、質問内容や形式は面接する企業により異なります。


5.結果発表(3月初旬)

Team Projectの振り分けは、面接での出来と学生の希望順位だけでなく、全体のバランスを加味して行われます。


と、Team Projectはこんな感じで決まります。