ミシガン大学MBA日本人ブログ

ミシガン大学ロス・スクール・オブ・ビジネス在校生、卒業生の日頃の生活や学習内容などを紹介していきたいと思います。

クラブ活動 (Risky Business編)

こんにちは!FTMBA1のKです。今回はRossのクラブ活動の一環で私が所属しているロックバンドRisky Businessについて書きたいと思います。

目次:
Risky Business とは?
活動内容
参加して思ったこと

Risky Business とは?
Rossの学生を中心に運営されている学生バンド。フルタイムMBA生以外にもMBA生のパートナー、Weekend MBA生など、幅広いメンバーで構成されている。楽器陣はギター、ベース、ドラム、キーボード、管弦楽器(バイオリン)、吹奏楽器(トランペット、トロンボーン、サックス)、口笛奏者(!)など幅広くおり、ボーカル陣もアカペラ出身者、英語が第2言語の者(母国語がスペイン語)など、多様なメンバーで構成されている(来年はラッパーも採用予定)。演奏曲は国籍問わず、新旧の名曲をポップからメタルまで幅広くカバーすることを意識しており、年に5回ライブを開催している。

バンドメンバーになるためには、新学期早々に開催される選考プロセスに応募する必要がある。審査は2次面接まであり、1次面接は自身の演奏している動画を送付するもの(この審査は最低限演奏ができるかどうかを見るもの)。2次面接は実際に現バンドメンバーと一緒に演奏を行うものとなっており、重要な選考プロセスとなっている。2022年のバンドメンバーは合計25人。

活動内容
年5回のライブはそれぞれ以下のテーマを基に開催する。Ann Arborのクラブを貸し切り、2時間ほどのライブを行う。多い時は400人近く観客が集まり、なかなかの盛り上がりを見せる。チケット収入はライブ費用、機材の修繕、買い足しなどに使われる。

10月- Back to Business … 新学期の始まりを祝したライブ。
12月- Rock the Holidaze … 冬休み前にホリデーシーズンを祝すライブ。クリスマス以外の祝祭日も網羅すべくDEIを意識したセットリストとなっている。
2月- Risky Giveness …チャリティライブ。毎年ローカルNPOから1団体選び、ライブ収入をすべて選ばれた団体に寄付している。
4月 – Mystery Show… 選曲、開催場所など、日時以外の詳細が当日まで秘密のライブ
4月 – Disso (Dis Orientation)… 卒業ライブ。卒業生が聞きたい+演奏したい曲を演奏

ライブ風景

参加して思ったこと

1.練習は結構ハード、だけど楽しい
ライブ前に行われるリハーサル(ライブ毎に3-4回。1回のリハは4時間)には暗譜して参加することが必須条件。なので、タイムコミットメントは結構大きい(勉強しに来ているのに何でこんなに楽曲の練習で忙しいんだよ、、、と思うときも多々ある)。が、うまく予定を立てれば勉強の合間の良い息抜きになる。演奏する曲も多様性に富む構成メンバーのおかげもあり幅広く(Superstition – Stevie WonderとかUmbrella Travis Barker Remix - Rihanna)、それら楽曲をRoss生の前で演奏できるのは爽快&楽しい。

2.コミュニティの輪が広がる
皆でハードな練習を乗り越えるので、ある種絆を育みやすい。普段接する事の少ない他学生(MBA2、MM、Weekend MBA)及びMBA生のパートナーとも仲良くなれる。Risky BusinessのOBOG会なるものも存在しており、ライブを見に来ることもある。

3.Leadership, Networking の機会がある
バンドの運営は学校との打ち合わせ、ライブの企画運営、リハーサルの進行管理など各担当者がリードを取って運営している。課外活動は個人のコミットメントで充実度が左右されるため、各人の士気を保ちながらリーダーシップを発揮する良い機会。また、就活に際しても、“Risky Businessに所属している”という繋がりでCoffee Chatがスムーズに取れる等、Networkを広げやすいと感じる。

 

Risky Businessに参加してみて、音楽は国境を超えると改めて思いました。もし何か演奏したり、歌うのが好きであれば、息抜きとしてバンドの様な課外活動に参加されることをお勧めいたします!