ミシガン大学MBA日本人ブログ

ミシガン大学ロス・スクール・オブ・ビジネス在校生、卒業生の日頃の生活や学習内容などを紹介していきたいと思います。

住環境から見たミシガンMBA生活 -Woodbury Gardens-

皆さん、はじめまして。FTMBA Class of 2021のTakumiです。

簡単に自己紹介をしますと、留学前は金融機関に勤務して主に資産運用ビジネスに関わっていました。Rossには社費で留学しており、現在はAnn Arborで妻と二人暮らしをしています。

今回は、住宅という観点からRossでの大学生活をご紹介します。内容は私が住んでいるWoodbury GardensというApartment Communityが中心ですが、Rossに入学すると学校の外でどのような暮らしが待っているのか簡単に触れたいと思います。

受験中は生活面のことを考える余裕はないかと思いますが、実際にMBA生活を送る上では重要な要素の一つですので、Ann Arborでの暮らしを知る上で参考になれば幸いです。

 

Contents
1. Ann Arborでの生活(住宅面から)

2. Woodbury Gardensについて

3. まとめ

 

1. Ann Arborでの生活(住宅面から)

まず、Rossに留学した場合にどのような場所に住むのかについてご紹介します。学生の街Ann Arborでは、帯同者の有無によって住むエリアや物件が異なってくる傾向がありますが、いずれの場合も強固なコミュニティがあるという点が特徴だと感じます。

単身の場合
単身で留学する場合、大学が提供する学生寮や大学のすぐ近くに住む学生が多く、また大学とダウンタウンが比較的近いため、利便性の高いダウンタウンに住む学生も多くみられます。
大都市の大学に比べて、相対的に安い家賃で徒歩通学圏内に住むことができるのは大きなメリットです。またいくつかの人気物件に学生が集まる傾向があり、そこではルームメートや同じアパートに住む友人と週末も一緒に食事に出かけたり、自習室で勉強したり、就活の面接練習をしたりする中で人的Networkを築くことができます。

家族連れの場合
家族連れの場合は大学から少し離れるものの(といっても車で10分程度)閑静な住宅街に住む傾向があります。住みやすい静かな環境・公園など子供が遊べる施設がある・家族連れが多い・車の維持費が安いといった点が主な理由です。大学が提供する家族向けの住宅施設(Family Housing)も主要な選択肢の一つです。
単身の場合と同様にいくつかの人気物件に学生が集まる傾向があり、家族ぐるみでコミュニティが形成されます。隣接したアパートに皆が住んでいるため、お互いにホームパーティーを開催して友人を招待したり、BBQをしたり、車で出かけたりする中で多くの友人を作ることができます。

 

2. Woodbury Gardensについて

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Woodburyの一角

概要
WoodburyはRossから車で8分ほど離れた場所にある閑静なApartment Communityであり、オフキャンパスのファミリー向け住宅です。

1 BedroomからTownhouse型まで多くのアパートが建ち並んでおり、数多くのMichigan生が住んでいます。特にMBA生は多く、Internationalからアメリカ人まで多くのRoss生がここで2年間を過ごします。

 

住宅の様子
簡単にWoodburyの外観と内装(入居直後の写真)をご紹介します。

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クラブハウス:会議室や談話室、PCスペースがあり、平日にはここで朝食が提供される

 

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アパート外観:2階建タイプだが3階建のものも多く、その場合1階は半地下

 

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アパートメントタイプのキッチン:アメリカのコンロの多くはガスではなく電熱線。また冷蔵庫・オーブン・電子レンジ・食洗機は最初から設置されている

生活について

私は日本人アラムナイに薦められてWoodburyに決めましたが、実際に住んでみて感じる点は以下の通りです。妻を含めて、ここでの生活には大変満足しています。

 

A. 住環境が良い

緑が多く静かな住宅地にあり、リスやホタル等を見ることができる自然豊かな環境です。留学前は東京に住んでいましたが、そのときとは全く異なる静かな生活を送ることができています。また敷地内に公園・テニスコート・バスケットコート・プールなどがあり、子供と過ごすにも最適な場所だと思います。

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秋には敷地内でこのような紅葉をみることができる

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本当にリスが多い!たまにウサギも見かけます。夏にはホタルがきれい

 

B. MBA生の強固なコミュニティがある:

上でも簡単に触れましたが、個人的にはこれは大変大きなメリットだと感じています。アメリカ人に加えてアジア・中南米から来ているInternationalの学生も多く、試験の時期にはクラブハウスのカンファレンスルームで一緒に勉強をしたり、休暇中はBBQやホームパーティーをしたりする中で友人を増やすことができます。

同じくWoodburyに住むインド人の友人は、学部時代にNYの某大学に通っていたが、同級生は皆自分たちが帰る場所を既に持っていて新しくコミュニティを築くことに難しさを感じた、だから自分はRossを選んだし、今は強固なコミュニティの中にいることができている、と言っていました。

 

C. パートナーも交友関係を広げられる:

WoodburyにはMBA生のパートナーも多いことから、家族ぐるみで付き合いができます。パートナー同士で食事に行く、パーティーを開くといった機会もあり、私の妻も多くの友人を作ることができています。

F2ビザで留学に帯同する場合パートナーは働くことができないため、留学生本人が忙しいときのパートナーの時間の過ごし方は重要だと個人的に感じますし、この点でも非常に良い環境だと思います。

 

3. まとめ

今回は私が住むWoodburyを中心に、Rossでの留学生活について住宅という観点から簡単にご紹介しました。MBA留学を考える上で少しでも参考になればうれしく思います。

 

Go Blue!